眼科レーザー治療|とみた眼科・皮フ科クリニック|京都府京丹後市 眼科・レーザー治療・日帰り白内障手術・コンタクトレンズ

電話0772-68-1220

日帰り手術

眼 科

眼科レーザー治療

網膜光凝固術(網膜レーザー治療)

網膜静脈閉塞症・糖尿病網膜症・黄斑浮腫

  • 網膜新生血管、硝子体出血、血管新生緑内障、黄斑浮腫の増悪を予防します。
  • 数回に分けたレーザーで治療が必要な場合があります。
  • 病状の悪化や失明を予防するものであり、見え方が元の状態に戻るわけではありません。
  • レーザー施行中は少しチクチクした痛みが伴いますが、翌日には消失します。
  • 施行当日は視界がぼんやりする場合があります。
  • レーザー治療の影響で網膜中心部に浮腫が生じたりすることで視力低下が起こることがあります。
    この場合硝子体注射やその他の治療の併用が必要になります。
注意

これらの疾患を放置すると異常血管(新生血管)が眼内に発生し、網膜剥離や血管新生緑内障などの失明の原因になります。


網膜裂孔・網膜剥離・硝子体牽引を伴う網膜格子状変性

  • 病変周囲をレーザー治療することで網膜剥離への進展や拡大を予防します。
  • 網膜への牽引が強い場合や網膜剥離が広範囲に及ぶ場合はレーザー治療が不可能な場合があります。
  • 治療しても進行が止まらない場合は手術を要します。
注意

これらの疾患を放置すると病状が進行し永続的な視力障害を残す場合があります。


網膜動脈瘤・中心性網膜炎

  • 網膜動脈瘤もしくは滲出部位を直接凝固することで滲出液を減らします。
  • 疾患の場所によってはレーザー治療ができない場合があります。

患者様の負担額

※保険適応となります。(負担割合や治療回数により異なります。)

  • 1割負担 … 約18000円前後
  • 3割負担 … 約32000円~50000円前後

選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)

眼圧を低下させる効果の高いレーザー治療法で合併症が少なく、軽度の緑内障から重度の緑内障まで適応可能です。
低エネルギーの短パルスを房水の流出経路である線維柱帯に照射することで、
房水の排出機能が改善し、眼圧を長期間にわたり継続的に下げることが可能です。

メリット
  • レーザー治療のため日帰りで施行できます。(片眼10分程度)
  • 術後の日常生活の制限がほぼなく、眼帯も不要です。
  • 非常に低出力のため安全性が高く、眼内構造に損傷を及ぼすことがありません。
  • 1回のレーザー治療で平均2年程度効果が持続します。
  • 何度も繰り返し治療することが可能です。
  • 緑内障の点眼薬を併用して使用することにより、より効果的に眼圧を下げることができます。
ポイント
  • 緑内障は視神経が弱って視野が狭くなる病気です。
  • 現在最も有効な治療は眼圧を下げることです。
  • 治療方法は点眼・レーザー・手術があります。
  • いずれの治療でも完治することは無く、治療開始後も定期的な通院治療を要します。
  • 選択的レーザー線維柱帯形成術は房水の排出障害を改善し、眼圧を下げます。
  • 効果の持続期間は平均2年です。繰り返しの治療が可能です。
  • レーザーの効果には個人差があり、十分に眼圧が下がらない場合は緑内障点眼を追加する必要があります。
  • 術中の痛みはありません。
  • 術後炎症で一時的に眼圧が上がり、追加治療が必要になることがあります。
患者様の負担額

※保険適応となります。

  • 1割負担 … 約18000円前後
  • 3割負担 … 約61000円前後

後発白内障切開手術(YAGレーザー)

後発白内障とは?

近年行われている白内障手術では、水晶体嚢を円形に切開し、中身を超音波で破砕吸引し、残した嚢の中に眼内レンズを挿入します。
眼内レンズが挿入されている水晶体嚢に混濁が出現して視機能が低下するのが後発白内障です。
眼内レンズは透明性を保っていますが、術後5年以内に約20%の方に後発白内障が発症すると言われています。

ポイント
  • レーザーで混濁した水晶体嚢を切開することで視機能を改善します。
  • 術後5年以内に約20%の発症率です。
  • 点眼麻酔で施行し、痛みはありません。
  • 術後1週間程度は飛蚊症を自覚しますが、徐々に改善します。
  • まれに炎症・眼圧上昇・網膜剥離を合併することがあります。
  • 後発白内障は一度治療すれば再発はまれです。
患者様の負担額

※保険適応となります。

  • 1割負担 … 約2300円前後
  • 3割負担 … 約6800円前後